体のコラム

春にカラダの不調がおこる原因は4月病?5月病?それとも?

春は暖かで過ごしやすく快適なイメージがありますが、実は注意が必要な時期です。
春は不定愁訴(ふていしゅうそ:原因は分からないが身体の調子が悪くなること)やココロの不調を訴えやすい時期。
4月、5月は心療内科の受診率が急激に増えるそうです。
このところ朝起きられない、立ちくらみがする、とにかく疲れやすい、コーヒーがやめられない…等といった症状はありませんか?
これらに当てはまる人は副腎疲労かもしれません。
では、なぜそのようなことが起こるのでしょうか?

◇4月病、5月病というけれど・・・

疲れがとれずデスクにうつ伏せしている女性

最近の研究によると身体の不調が精神に悪影響を及ぼし、精神の不調が身体に悪影響を及ぼすという相互作用があると考えられています。
4月、5月といえば環境の変化や新しい仕事が増えることで何かと忙しい時期です。
人はそういったストレスを感じたとき、副腎から抗ストレスホルモンと呼ばれる「コルチゾール※1」を分泌します。

※1コルチゾールはストレスを受けると分泌量が増え、心拍数の増加や体温・血圧・血糖値の上昇を促し、生体に危害を加えることから防御する能力(免疫)を活性化させる働きをします。出典:デジタル大辞泉

副腎は左右の腎臓の上部にあるホルモンを分泌する器官です。コルチゾールをはじめ、生命維持に欠かすことのできないさまざまなホルモンを分泌しています。左右の腎臓の上部にある副腎の位置をあらわしたイラスト

副腎をはじめホルモンの産生や分泌する期間を「サーカディアンリズム」といいます。
ホルモンは1日のなかで多く分泌する時間帯と分泌を控え産生を促す時間帯に分かれています。おおむね日が昇り日光を浴び始める頃に分泌を開始し、日が暮れる頃に分泌を休んで産生を始めます。

度重なるストレスや休息が足りていないと、身体はストレスに対処するためコルチゾールを分泌します。
ストレスにさらされ続けた場合、副腎は常にコルチゾールの分泌を促され産生をおこなう時間が無くなってしまいます。そうなれば副腎は機能を発揮できず、ストレスに対処することができなくなってしまいます。

◇副腎をいたわるために栄養のバランスも大切

副腎疲労の人が不足しやすい栄養素は、主にビタミンCとビタミンB群です。
血中のビタミン濃度を1とすると副腎には実に150倍ものビタミンCが含まれています。
ビタミンCは「水溶性ビタミン」といって、水に溶けるため常に摂り続けなければ濃度を維持できません。
また、ビタミンB群はホルモンの生産過程で大量に消費されます。

不規則な食事やビタミン不足の状態では十分に副腎に栄養が行き渡らず疲労困憊(こんぱい)になってしまいます。
ビタミン類はもちろんですが、併せてホルモンや組織の材料となる良質なたんぱく質と良質な脂質も摂り、バランスのとれた食生活にしましょう。

カイロプラクティックの施術の様子

◇カラダバランスを整えて副腎疲労を緩和

骨格が歪んでしまうと筋肉は身体を正しく維持しようと余計な緊張を起こしてしまい筋疲労からストレスに繋がってしまいます。
筋肉の緊張を緩和し身体に十分な休息を促すには骨格のバランスを整えることも非常に大切です。

歪みのない骨格維持は当院におまかせください!
カイロプラクティックは骨格の歪みを整え、身体にかかるストレスを緩和します。
そして、十分な睡眠とバランスの良い栄養を摂りながら快適に過ごしていきましょう。
当院では、お一人お一人の症状に応じたアドバイスと施術をおこなっています。
疲れが慢性的になってしまう前に、是非ご相談ください。

「骨格矯正」「身体バランス」「健康促進」のことなら
大泉学園北口カイロプラクティック整体院